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甲子園(高校野球の改善点)

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Category社会
連日、猛暑の中、甲子園球場では熱戦が繰り広げられています。

大船渡高校の佐々木君はどんな思いで見ているのだろう。

決勝戦で佐々木君を回避した監督の判断に賛否両論、各方面の方々の発言した内容を見たり聞いたりしますが、敢えて言うなら投げさせてやるべきだったと思います。
佐々木君は、多くの強豪私学からの誘いを断り「地元の仲間と甲子園を目指したい」と大船渡高校へ進学し、地元の仲間と公立というハンデを共有して強豪私学に立ち向かうため、練習に励んだと思います。
楽な道より茨の道を選んだ心意気に感銘を受けます。

そして臨んだ岩手大会、3年最後の夏、トーナメントを勝ち上がり迎えた決勝。相手はメジャーリーガー2人を輩出した私学の強豪校。
勝てばチームの仲間と夢見た甲子園。
監督の指令は、連投で肩を壊すリスクを考え登板回避。
チームは敗れ、甲子園出場は果たせませんでした。
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監督は「将来のことを考えての決断だった」と語っているそうだが、確かにプロ注目の逸材であることは間違いない、それだからといって目標が甲子園出場ではなくプロでの活躍になるのは間違っている。
まして、野球は個人競技ではない、監督の判断に悔し涙を流したチームメイトもいるだろう。
佐々木君は「決勝で負けるのは、1回戦で負けるのと同じ」と話すほど甲子園を意識していたし、最後には「監督の判断ですから」とも話していることを考えれば、無念だったと思う。

炎天下のプレー、負担軽減など高校野球に対する社会の目が厳しくなり、精神論より医学的データが重視されるようになっているとはいえ、片田舎の県立高校に野球留学で生徒を集める強豪私学と同等の選手起用方を押し付けるには無理がある。
選手ファーストならば、条件的に厳しい側に合わすべきで、難なくクリアする側が有利になってはいけない。
メディアが引っ張ってきた医学的データを意図的に示せば、高野連は従わざるを得なく対策を講じる。
公立とボーイズリーグ出場選手を多数抱える私立の差ができるのは言うまでもないことです。

大船渡の監督の決断を英断と評価する向きもあるが、勝ちを度外視する采配は褒められるものではない。
青春を野球に打ち込んできた生徒に、監督(教師)としてどう説明するのか疑問です。
こんなことなら、始めから出場を辞退すべきだったと思う。

佐々木君が投じた一石に答えを出すなら、高校野球は原点に帰って純粋に地元の生徒がその都道府県の代表として出場する大会に戻すことです。
それには、学校法人が経営力学から行う売名を目的とするスカウト入学、野球留学を規制しなければなりません。
複数優秀な選手を揃えている成金私学と予算に限りがある公立校では、考え方に温度差ができてしまう。
私学には通用する医学的データを公立校にも求めるから、佐々木君のような不幸なケースが起こる。
高校野球は教育の一環であるから、選手の負担軽減は必要だが、それより法人企業の金儲けの道具にしてはならない。
地元の選手がいない地元の代表校なんて歪でしかない。
見直す点はそこです。


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